「杵屋」と「杵屋モン・ドール」の歴史




当店は、鹿児島県のシンボル桜島を中心に、大隅半島薩摩半島の二つにわかれた、大隅半島鹿屋市で創業して60有余年になります。

 

先代は読書家で、お菓子作りに対しても研究熱心で何でも自分でこなす、すごい人でした。
当時は、個人商店にもかかわらず、県内で大きな株式会社イケダパンに次いで、2番目に、お菓子の包餡機を購入した程でした。
その包餡機を使い、酒饅頭が大ヒット!一日に数千個もの数の酒饅頭を作る手伝いを小さい頃にしていました。

作ったら何でも売れる時代でした。

その後、包餡機を手離し、手作りのお菓子を作って行くことを「こだわり」とし、和菓子の店「杵屋」で30余年。

二代目の私は、東京の大学を卒業し、東京製菓学校で洋菓子を学び、東京の筑紫ファンタジアとフローラという店で修行をさせていただきました。

目が回るほどの忙しい毎日でしたが、お菓子作りの基礎を必死に学ばせていただきました。あの頃が今は懐かしく、お世話になった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

その後、帰郷して店の名前を、和菓子店の「杵屋」から、和洋菓子店として「杵屋モン・ドール」に変えることになりました。

杵屋モン・ドール」になって、ちょうど、節目の年になります。
(モン・ドールはフランス語で”黄金の山”という意味です)

先代と共に忙しい時代を過ごしてきましたが、だんだんと鹿屋の街全体が活気を失い、シャッターを下ろす店が多くなり、本当にさびしい商店街になってしまいました。

「このままではいけない」と強く心に感じました。

何か活気のある、夢のあるものを!自分たちが頑張らなければ!!という想いで、一店一品に力を注いでこれまで来ました。

時代は移り変わっていきますが、心を大切にして、素材そのものの味を活かした素朴で、純粋な昔ながらのお菓子を大切に守っていきたいと思います。また、新しいオリジナルのお菓子作りの研究も、絶え間なく続けて、一人でも多くの皆様に喜んでいただけるような製品開発をしたいと思います。

皆様に私達の想いが届きますように・・・

最後までご覧いただきまして、
心から感謝申し上げます。

杵屋モン・ドール
辻雅春・まゆみ

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